個人年金保険のおすすめは「高返戻率」で「保険料控除の対象になるもの」

個人年金保険の中でおすすめは?と聞かれたら……保険の種類もかなりありますし、そもそも保険は個人それぞれのニーズに合っているかが大事なので、万人にとってのおすすめを言うのは難しいです。

ですが、私ならここはおさえておきたいな、というポイントはあります。

ひとつはやはり「返戻率」についてで、個人年金を語るうえでここは外せないのです。もうひとつは「個人年金保険料控除の対象になるかどうか」です。

返戻率は、満期時だけでなく解約時の率もチェック


返戻率については、0.1%でも高いもののほうがいいということになります。利率の高い個人年金保険の見つけ方というサイトは参考になりました。個人年金保険は、年金としてお金を受け取ることが目的の保険ですから、返戻率を気にせずに入るということはありえません。

利率が固定のもと変動するものなどがありますが、ここは難しいところです。どちらが有利かは長期的に見なければわからず、誰にも予測できないからです。

それよりも、解約した場合の返戻金額などをチェックしておきましょう。もちろん、個人年金保険は解約しないことが前提で、中途解約は必ず損になってしまいます。ただ、そのとき、「どの程度の損になるか」は違いがあるので、万が一の場合にチェックしておくことは大事なのです。

つまり、年金を受け取るときにどれくらい得するかと合わせて、どうしても解約しなければならなくなった場合にでも、「どれだけ損しないですむか」も見ておいたほうがいいのです。

必ず個人年金保険料控除の対象になるものを


個人年金保険の保険料は、一定の基準を満たすと、個人年金保険料控除の対象になり、節税に役立てることができます。生命保険の保険料も控除になりますが、個人年金の控除はそれとは別枠。ですから生命保険の保険料を支払っていることでそちらの控除を枠いっぱいまで適用してしまっていても、それにプラスしてさらに控除を受けられるのです。

控除額は支払う保険料や自身の年収などから決まり、最大で所得税の課税額を50,000円、住民税の課税額を35,000円、控除できます。支払う税金が、おおむね所得税・住民税合わせて1万3000円程度は減らせることに。

ですので、個人年金保険を選ぶ場合は、この控除の対象になるかどうかは必ず、確認したいところです。保険料を支払う期間なども関係してきますので、同じ保険会社の同じ商品でもプランによって対象になるかどうかが変わってきます。その商品は対象にできるかどうかを確認したうえで、控除を受けられるような設計にするのがおすすめです。


以上、個人年金保険のおすすめポイントを2つ紹介しました。こちらのページでは、高返戻率(110%以上)で個人年金保険料控除の対象となる保険だけを私が厳選してランキングにさせていただきました。ぜひ、合わせてチェックしてみて下さい。


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