他の方法で老後資金はカバー出来ないか?

自分がどんな老後を過ごしたいかを考えた時、
私は、公的年金だけでは十分ではないと考えました。

インターネットや書籍で関連記事を読み漁ったり、知り合いの保険外交員に話を聞いてみたり、いろいろと調べてみて自分にピッタリだと思ったのが「個人年金保険」でした。
先述しましたが、保険ですから当然デメリットもあるわけで、
全ての人にとって「個人年金保険」がベストな選択だというわけではありません。

それでは、他にどんな方法があるか?

老後資金というのは要するに蓄えのことですから、老後に備えて必要な金額を貯蓄するだけならタンス貯金や銀行預金(定期も含む)でもOKで、何も「個人年金保険」に頼る必要はないと思います。

但し、タンス貯金は利子が付きませんから100万円貯めたら100万円だけ、
銀行預金では定期か普通か、預ける期間や景気によって変動しますが、多少なりとも利子が付きますので、100万円貯めると100万円プラスαが老後資金となります。

これで満足だという人はいいのです。

私のように万一の時の保証も欲しいとか、多少のリスクを背負っても運用して資金を増やしたいとか、もっと効率良く貯蓄したいと考える人に合うと思うのが積立タイプの「保険」です。(私が入っている「個人年金保険」も積立保険の一種です!)

「積立保険」とは何かと言うと、その名の通り、満期もしくは途中で解約する時に支払った保険料が掛け捨てにならず、支払い相当額を積み立てして(時には配当を付けて)支払われる貯蓄性の高い保険のことです。個人年金保険の他に、終身保険や養老保険もこれに当たります。

終身保険」とは、本来は遺族保障のためにある保険ですが、有期払い込み終身保険を選んでおくと、60歳だとか65歳だとか、払い込み期間が満了した後にそのまま死亡保障を継続するもよし、解約して返戻金&積立配当金を受け取るもよし、個人年金に変えるのもよし、老後の資金づくりを目的としたプランへと変更することが可能です。

払い込み期間が満了となった時に、終身保険では満期保険金というのは支払われないのに対して、もう一方の「養老保険」では支払われるのが特徴です。養老保険は分かりやすく言うと「死んでも、生きていても、同額の保険金が支払われる」保険であり、満期保険金を利用して老後資金をカバーすることができます。

老後は海外へ移住したい、趣味の店を開きたい、などと夢があって「年金として毎月受け取るのではなく、1000万円だとか1500万円だとか、一時にまとまった金額を手にしたい!」という人は、終身保険や養老保険を考えてみるのも1つの方法です。
 
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