個人年金保険の選び方で気をつけておきたいこと

個人年金保険を選ぶうえで気をつけたいことがあります。多くの保険会社・商品の中を比較して、自分に合っていると思うものを見つけるのは当然ですが、このとき、どういう点を比較するかが大切。個人年金の場合、返戻率がもっとも重視されることは間違いありませんが、それだけにとらわれてしまうと見逃してしまうこともあります。

その年金、どうやって受け取る?


個人年金保険は、基本、あらかじめ定められた支払い期間(たとえば60歳から70歳までの10年間)、定期的に年金を受け取ることができるというものです。

ですが、保険によっては、60歳時点でこの総額をまとまって受け取る一時金方式を選択できるものもあります

年金形式のほうが、生活費の足しにするには使いやすいのですが、特定の目的があってまとまった資金が要り用の場合、一時金のほうが嬉しいことも。あるいは受け取った一時金を、また別の方法で運用するということもできます。

配当がつく保険の場合も、配当をそのつど受け取るのではなくて、年金に上乗せすることができるものも。支給年齢も、加入者の意思で選べたり、変更できる場合があります。

つまり個人年金は、仮に額が同じだったとしても、その受け取り方が違うこともあるのです。どのような受け取り方がいいかは、個人のライフプランによりますから一概には言えません。逆に言えば、長期的な計画をしたうえで、受け取り方も考えておく必要があります。

保険料の支払いも計画のうちに


老後資金が心配だから、つい多めに年金がもらえるようにプランを組んでしまう……そんなこともあるかもしれません。ですが、年金額を高く望むなら、当然、支払う保険料も多くなってしまいます。

将来のお金のことを心配するあまり、保険料の支払いが負担になって、今の生活に必要なお金が足りなくなってしまうのでは本末転倒です。保険料は、無理のない範囲に設定するのが鉄則。将来の年金額も大事ですが、それまで支払い続ける保険料が、本当に継続して支払える額かを検討することも忘れてはいけないのです。

以上、個人年金保険を選ぶうえで注意したい点を紹介しましたが、月々の保険料も安く抑えられていて、給付の方法も柔軟な個人年金保険をこちらのページでランキングして紹介しています。合わせてチェックしてみて下さい。


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