保険料の支払い方法を選ぶ

自分に合った個人年金保険を探すために、まずは保険料の支払い方法について比較してみましょう。

保険料の支払い方法には、分割払いと一括払いがあります。

分割払いにするのか、一括払いにするのかを選べる商品もありますが、近年人気の投資信託や外貨建てで運用する個人年金は一括払いが主流です。

分割払いといっても、年払い・半年払い・月払いと保険料の支払い時期を選べるようになっている商品がほとんどです。また一定期間、前納することができるものもあります。

一般的には、長期間分をまとめて支払う方が保険料の割引が大きくなり、支払額が少なく済むので、家計状況を確認しながら、自分に合う支払期間を考えましょう。

実際の保険料の支払経路は金融機関等での口座払込み、窓口払込み、集金払込みなどがあります。特に月払いで確実に積み立てていくためには、確実に保険料が支払える口座振替が適切です。

また個人で個人年金保険に加入する以外に、勤務先や所属団体で従業員を対象に「団体扱い」という方法で加入できる場合もあります。

団体扱いで年金保険に加入できると、給料から保険料を天引きしてもらうことができ、さらに個人で加入するよりも割安な保険料で加入できるメリットがあります。

ただしこの場合、保険料支払いも勤務先などが行なうので、個人に向けて領収書等は発行されないこともあります。また勤務先や所属団体を退職等した際には保険契約も解除になる場合もあります。

単に保険料を支払っていくだけではありますが、現在の家計で無理なく支払えることはもちろん、経済情勢なども考えて支払い方法を決定しましょう。

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